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文学少女は時に情熱的に
2007 / 02 / 24 ( Sat )
少し長めの、お話です。

余り長い事、ネタを温めるべきではないのかもしれない…
目標、不言実行。

===============

ある所に、恋人たちがあった。
その片割れが、病に倒れる。
死のふちで、いとおしい恋人に、言ったのだ。
わたしは死んでしまうけれど、あなたと居られて幸せだ。と。
わたしはあなたを愛している。と。

悲しく、深い、恋の物語が、海を渡って そこは異国。

今は昔、ある遠い国に、愛し合うもの達が居た。
病に伏した想い人を、看病するも、叶わず、
想い人は弱りながら微笑んで、言ったという
あなたを残して行くことは、申し訳なく、悲しいけれど
わたしはこのえにしに感謝している。この上なくしあわせだ、
わたしは死んでもいい。と。



言葉を止めて、一息ついて、
翻訳された方が好きだと彼女は言った。
そうして、微笑む。
自分も、このえにしに感謝していると。
「・・・じゃあ、俺が死ねって言ったら、死んでくれるわけ?」

会話の、流れに
からかい半分と、そしてほんの少し、だけれど濃い 疑いを混ぜた言葉だったけれど
彼女は何の繕いも無く、笑顔。


それが、嬉しいなら




「・・・は?」
(今、肯定した・・・?)

背筋に涼しさを感じる程、とおった声が繰り返し回る。
自分はどこかで、困惑と躊躇を、見たいと思っていたのだろうと思う。
それが、そのまま。 寧ろ強力に 惑わせる
とんでもないカウンターじゃないか?
とんでもないカウンターじゃないか。

実証してみろと言えば、本当にしてしまいそうで
それなのに変わらない穏やかさに、少し
寒気がした。
実行してみろと言えば、本当にしていまいそうな
それほどに顧みない献身に、少し
興奮もした。


「そ…」

ぎこちなく、笑って

「んなこと、言うわけ無いだろ」

これだけ
言うのが精一杯だった、自分に比べて

覚悟なのか、性質なのか
違いすぎて
情けないやら、怖いやら、その他いろいろ
ないまぜになって、抱き締めている

「一応、言っとくけど。 誤魔化してるわけじゃないから」

無知なだけなのか、そのものが無いのか
言葉にならなくて
嬉しいやら、悲しいやら、羨ましいやら
ないまぜになって、欲しいと思った

強いのか、深いのか、この献身に
応えられる情熱が、欲しいと思った。

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