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    散文、なにやら詩的な物が置いてあります。
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詩人の条件
2008 / 12 / 09 ( Tue )
川辺りで少女が口ずさむ、古臭い歌を
聞き流して座り込んで、澱む水面覗く
まっ黒な人間の横に、いつも通り少女は笑った

弦に指をかけ かけて
喉に空気を送り 吐いて
川の音だけ。
ねぇ、お兄さん、
しあわせなんだね。

久方振りの呼び声に顔をあげかけて、少女の成長を垣間見

いいうたをうたうのは、傷付いた男と相場が決まってる。

大人びた物言いに見上げたそこに笑う、少女だと思っていた子供は、青年に育っていた。

青年は笑う。捻くれた顔をして、
忘れられた歌を謡う。男に向けて謳う。

返歌も出来ず、碌な言葉も浮かばない。

青年はわらって、
「物言わぬ黒は ただ暗闇だ」



(己の記憶による、歌声の剥奪)
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