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汚れ汚したその由来
2007 / 10 / 13 ( Sat )
「一本、くれないか?」

若いその子が取り出したのは黒に浮かぶしゃれこうべ
ああ、いかにもといった感じだねと笑って口に含んだ。

久しぶりか
この、柔らかく刺々しい気体を、喉に通す感覚は
幾度と重ねても相変わらず慣れない
けれど繰り返しで鈍った粘膜はそれを拒まずに
数多枝分かれ呼吸器官を塗り込めてゆく。

滲み込んでゆくと思った。沁み込んでゆけばいいと思った。
癖になると思った。曲になればいいと思った。

思い出して 蘇る中毒性


どのようにして培ったか、なんて今更分かり切ったこと
どす黒く変色した、この心に
合わせて汚れろ 僕の身体



「あれ、やめたんじゃなかったんですか?」
「んー?」
「タバコ、」

「ああ。」


最近急にね、と答えているうちに、傍らの箱をさらわれてしまった
好奇を露にする同僚に、少なからず不快感を覚える。


「可愛いの、吸ってるんですね」

桃色、細身の箱。

「そうだね。 でも、

 この可愛い子が、僕を汚して殺すんだよ」


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